応用情報技術者 PR

【応用情報技術者】FPGAとは何か

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

●FPGAとは
製品として購入した後でも利用者が論理回路の構成をカスタマイズできる集積回路。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和4年度春期/令和2年度秋期

FPGAの説明

FPGAとは、製品として購入した後でも利用者が、ハードウェア言語を使ってカスタマイズすることが出来る集積回路です。ちなみに、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略で直訳すると、「現場でプログラムが可能な集積回路」となります。

まずは、イメージしやすいようにFPGAの具体例をひとつ。
1秒毎に点灯する回路があります。でも、ハードウェア言語を使って2秒毎に点灯するようにカスタマイズしたら、2秒毎に点灯する回路に出来ます。これがFPGAです。

集積回路とは?

パソコン等の電子機器の中にある黒くて四角の電子部品が集積回路です。

抵抗やコンデンサ等の電子部品を連結し、複雑な処理を行います。

ハードウェア言語は回路設計を行うための言語で、HDLと略されることもあります。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和4年度春期問20

FPGAの説明として、適切なものはどれか。

ア 電気的に記憶内容の書換えを行うことができる不揮発性メモリ。

イ 特定の分野及びアプリケーション用に限定した特定用途向け汎用集積回路

ウ 浮動小数点数の演算を高速に実行する演算ユニット

エ 論理回路を基板上に実装した後で再プログラムできる集積回路

正解と解説

正解は”エ”
FPGAは再プログラムできる集積回路です。よって、”エ”が正解です。

応用情報技術者 午前試験
令和2年度秋期問21

FPGAなどに実装するディジタル回路を記述して、直接論理合成するために使用されるものはどれか。

ア DDL          イ HDL
ウ UML          エ XML

正解と解説

正解は”イ”
FPGA等のディジタル回路を設計するのはハードウェア言語(HDL)です。よって、”イ”が正解です。